琉球國祭り太鼓は、沖縄の伝統芸能エイサーに空手の型やポップスなどを取り入れ、バチさばきが特徴的な、勇壮でエネルギッシュな太鼓です。
本部は沖縄。日本全国、そして海外にも支部を持ちます。
太鼓をとおして、感謝の気持ちを持ち、その感謝の気持ちを太鼓によって見ているお客さんに伝えたい。
笑顔で太鼓を叩き、見ている人たちにも笑顔になってほしい。
そう願いながら、太鼓を力いっぱい打ち鳴らしています。
私たちは、出会った人すべてを感謝の気持ちで迎える、そういう心持ちで太鼓を叩いています。
伝統芸能エイサーと創作エイサー祭り太鼓
エイサーは、沖縄のお盆の念仏踊りです。
青年会を中心に受け継がれています。太鼓は男の人しか叩くことができず、女の人は、手踊りをします。
また、年齢制限があり、例えば26歳までしか太鼓を叩けない、という決まりを持つそうです。
青年会ごとに、パーランクーのみであったり、手踊り・チョンダラーと大構成で踊ったりと、特色を持っています。たくさんのパーランクや締め太鼓、手踊り・チョンダラー・地謡、そして数人の大太鼓という構成が多いと聞きます。
祭り太鼓の面白いところは、大太鼓を主とし、それに少人数のパーランクーや締め太鼓という構成をとるところです。また、やる気次第では、年齢制限を取り払い、初めて女の人でも太鼓を叩くことができるようしました。
最近では、「創作エイサー」と呼ばれ、青年会とは別に、制限なく太鼓を楽しむ団体がたくさんあります。
さまざまな決まりごとから自由になり、曲も振り付けも現代風にアレンジした、最初の創作エイサーが琉球國祭り太鼓です。
長崎支部は、1995年9月7日、現在九州本部長をされている高山淳嗣さんを中心に、たった5人の仲間から作られました。
現在は、大人メンバー約40人、Jr.メンバー約30人の総勢70名で構成されています。
メンバーは、雲仙市愛野町を中心に、県内各地より参加しており、さまざまなイベントで太鼓を叩かせていただいています。
現在、練習場は2ヵ所、愛野町トレーニングセンターと長崎市内の付属小学校体育館でそれぞれ練習しております。またその活動はイベントの大きさを問わず県内や県外、または海外にまで積極的に参加し、力一杯太鼓を打ち響かせております。